大人の苦味のマーマレードです。照りがありお菓子向けです。
とろみ ★★★★☆☆☆☆☆☆
にがみ ★★★★★☆☆☆☆☆
★甘夏マーマレード#8(お菓子作り用)の特徴は・・
甘夏マーマレード#8です。甘夏マーマレード#1との違いは白い皮の部分を取り除かずに全部使用する点と、皮を刻んだ後、さっと洗わない点です。より簡単で、量も多く作れます。
★大人向けの苦みの、甘夏みかんの簡単なマーマレードです。
★照りがあり、色もよいので、パウンドケーキやシフォンケーキ等のお菓子に入れるのによいと思います。
★パンやホットケーキにトッピングする場合は、皮を刻んだ後、さっと洗う甘夏マーマレード#7の方がお勧めです。(使用する甘夏にもよりますが)皮を刻んだ後、さっと洗わないために、甘夏の野生的なアクのようなものを感じます。
★甘夏の実が1個分残りますので、甘夏の寒天デザートや
甘夏のゼリー(やわらか・容器入り)* 甘夏のゼリー(固め・型抜き)なども作れます。
- 出来上がり・・・約660g(今回、固めに作りました。)
- 皮の白い部分・・・取り除かずに残します。
- 皮を刻んだ後・・・洗いません。
- 市販のペクチン・・・加えません。
- 甘夏の実・・・半分だけ使用します。
★この料理の材料 (出来上がり約660g分)
- 甘夏の皮・・・・2個分
- 甘夏の実・・・・1個分
★この料理の調味料等
- 水・・・・460cc
- 砂糖・・・・1カップ(約110g)
- レモン汁・・・・大さじ1(なくても作れます)
- お湯・・・・2カップ(手順の8と9の合計で)
- 砂糖・・・・1/4カップ(約28g)
★この料理の作り方
- 甘夏2個を洗います。
- 甘夏の皮が6等分になるように包丁を入れ、皮と実を別にします。
- 甘夏の実1個分は横半分に切り汁を絞って水460ccと混ぜます。
- 甘夏の皮2個分の裏の白い部分は
そのまま残します。(この白い部分にもペクチンが含まれています。)
- できるだけ薄く刻みます。( 写真右が白い皮を取って刻んだもの、写真左が今回の白い皮を取らずに刻んだものです。)
- 水で洗いません。
- 3の果汁+水の中に6の刻んだ皮を漬けて、3時間くらい静かに置きます。(この間にとろみをつけるペクチンが出てきます。)
- 鍋に入れて皮が柔らかくなるまで(弱めの中火で約30分)加熱します。この間は近くにいて、時々様子を見るくらいで充分です。(水分が足りない場合はお湯を追加して下さい)
- 砂糖砂糖1カップ(約110g)を加え(約15分)好みの固さに煮詰めます。この時、追加する分量を参考に味・とろみをみながら、砂糖とお湯を追加して調整して下さい
- 仕上げる直前にレモン汁を加えます。
- 冷めると、より固まるので少しゆるめ仕上げます。
- 【保存方法】適量をラップに包んで(数個をポリ袋にまとめて)冷凍しています。
- 今回は、Lサイズ1個(約400g)の甘夏みかんを使用しています。みかんの大きさや、本来持っている酸味や苦味に合わせて砂糖や水の量は調整して下さい。
- レモン汁はなくても作れますが、入れると色と味に深みが出ます。
- 砂糖の量は甘さを控えめにしています。
- 鍋はホーロの鍋かステンレスの鍋を使用して下さい。
- 無農薬か(マーマレードを作れるくらいの)低農薬で、ワックスをかけていない甘夏みかんを使用して下さい。
- 必要以上に煮すぎると風味が落ちるので、最初から多めの水で煮詰めていくのではなく、水分が足りなくなった場合のみ、お湯を加えるようにしています。
- 一度に作る甘夏の量が多い場合、水は比例して増やすのではなく少なめにした方がちょうどよく仕上がります。
- 甘夏ミカンの旬は2月〜5月頃なので、マーマレードは6月初旬頃までに作った方がよいと思います。(私は5月に、収穫してすぐの甘夏で作ることが多いです。)
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