★直径15cm・18cm・20cm〜21cmのスポンジケーキ型1台分の、全卵泡立て(共立て)基本のスポンジケーキ( ジェノワーズ) レシピです。
※苺(イチゴ)のショートケーキのレシピは、
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★スポンジケーキの材料とオーブンの温度(丸型1台分)
丸型 | 直径15cm | 直径18cm | 直径20cm・21cm |
卵 | 2個 | 3個 | 4個 |
砂糖 | 60g | 90g | 120g |
薄力粉 | 60g | 90g | 120g |
バター | 20g | 30g | 40g |
180℃ | 約20分 | 約23分 | 約25分 |
150℃ |
約30分 | 約35分 | 約40分 |
★このページの写真は18cm型を使用したもので、 電子レンジオーブンを150℃に余熱しておき、付属の天板に乗せて150℃で35分焼き上げた時のものです。
★スポンジケーキの下準備
室温を適温に設定します。
- 室温を18℃〜20℃くらいに設定します。
- (デコレーションをする場合は18℃の方が適しています。)
最初に材料を揃えます。
- 早めに卵を冷蔵庫から出し常温に戻しておきます。
- その他の材料(グラニュー糖・薄力粉・バター)を計量します。
道具を全部揃えます。
- ○ケーキ型 ○敷き紙(注1参照)
○粉ふるい ○粉を受ける紙2枚
○バター用の小さなボールと湯せん用品
○オーブンプレート(天板)
○泡立て用ボールと湯せん用品○温度計
○手動の泡だて器(ホイッパー)
○電動のハンドミキサー【または*電動のスタンドミキサー】
○ゴムべら ○カード(なくてもよい)
○ミトン○ケーキクーラ
*ケーキ型
- ケーキ型(丸型)のところどころにバターかマーガリン(分量外)を薄く塗り、帯状の紙を側面に、円形の紙を底に敷きます。(敷き紙については注1参照)
*薄力粉
- 薄力粉は紙の上に高めの位置から2〜3回ふるっておきます。
*バター
- バターを小さなボールに入れ湯せんにかけて溶かして、使うまで50℃くらいを維持して冷めないようにしておきます。
*オーブン
- オーブンを、余熱180℃〜150℃に温めておきます。(基本は180℃で、焼き色を薄めにする場合は170℃〜150℃)(オーブンの取り扱い説明書を参考に、温度と時間を設定して下さい。)
*湯せんの準備
- 泡立て用のボールより、ひとまわり大きなボールか鍋・フライパン等に80℃くらいの湯を準備しておきます。
★スポンジケーキの作り方
- ボールに卵を割り入れて泡だて器(ホイッパー)でよくほぐしてから、グラニュー糖を加え、溶かすように混ぜ合わせます。
- ボールの底を湯せんにかけて、混ぜながら人肌(36℃)くらいの温度になるまで(約2分)温めます。
- 湯せんからはずして、電動の器具で泡立てます。
【ハンドミキサーの場合、右手で円を書くように動かしながら、左手でボールを時々回して高速で泡立て、低速できめを整えます。】
【*スタンドミキサーの場合、高速で泡立てた後、中速に落として、低速できめを整えます。】 - 生地が白っぽくなり、きめが細かくなって、すくい上げた生地で表面に8の字が書けるくらいまで泡立てます。
- 最後に泡だて器(ホイッパー)に替えて、1〜2分くらい混ぜて泡を均一に整えます。きめが細かく、ホイッパーで書いた文字がしばらく残るくらいで仕上がりです。
- ふるっておいた薄力粉の半分を、もう一度ふるいながら 生地の表面全体にかぶせるようにふり入れます。
- ゴムべらを使い、ボールの底から大きく生地をすくい上げては手首を返して、表面に乗せるようにしながら、混ぜ合わせます。(左手でボールを回しながら、右手は同じ場所で同じ動作を繰り返します。)
- 残りの薄力粉を同様にふるい入れて、同様に混ぜ合わせます。
- 粉っぽさがなくなって、なめらかになってきたら、温めておいた溶かしバターの小さなボールの中に生地をゴムベラで2回すくって入れ、ゴムベラについた生地もきれいに落とすようによく合わせます。
- バターと混ぜた生地を、もとの生地の表面全体を覆うように戻し入れて、先程と同じ要領で混ぜ合わせます。
- 生地を、敷き紙を敷いたケーキ型に流し入れます。この時ボールを型に近づけて、カード(またはゴムベラ)で周囲についた生地をまとめながら、押し出すように、平らに流します。最後に残った生地は型の端に入れます。
- 中に入った空気を抜くために、型ごと、3cmくらいの高さからトンと落とします。
- オーブンプレート(天板)の上に乗せて、余熱しておいたオーブンに入れて焼きます。
- 中央と周囲を指で軽く押さえてみて、同じような弾力があれば、焼き上がりです。天板ごと取り出し、すぐにミトンをはめて、両手で型を持ち、10cmくらいの高さから一度落とします。(ショックで生地の中の蒸気が飛び出し、きめも均一になり、焼き縮みも防ぎます。)
- ケーキの側面の紙を持ちあげて型から抜き、側面の紙をケーキと同じ高さに切り揃えます。
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- 冷めるまでケーキクーラーの上に逆さに置いておきます。(スポンジの上部の軽い部分が押えられることで、上下が均一になります。ケーキの上面も平らになります。)
- 1時間くらいで冷めるので、その後はポリ袋に入れて室温に置いておきます。夏は冷蔵庫に入れます。(半日〜1日おいてからの方が味も落ち着き、デコレーションもうまくできます。)敷き紙はデコレーションをするまでつけたままにしておきます。
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- 敷き紙を取り除き,、好みのデコレーションをします。
※写真の苺(イチゴ)のショートケーキの作り方は、
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- (完成したスポンジ生地を冷凍保存して、自然解凍してから使うこともできます。
- (注1)型に敷く紙は、型に合わせて裁断されている市販のものが便利です。今回は100円ショップで手に入る10枚入りのものを利用しました。ケーキ用のロールペーパーやオーブンペーパー・白い紙・わら半紙などで作ることもできます。紙を敷かない場合は、ポマード状のバターを刷毛か手で全体に塗り、強力粉をまぶして、余分な粉を落として冷蔵庫に入れておきます。
- スポンジケーキ用の砂糖は、手に入るなら、製菓用の粒子の細かいグラニュー糖が一番よくて、次が普通のグラニュー糖です。上白糖を使う場合はふるって、塊のないサラサラの状態にして下さい。
- 卵のサイズはMサイズかLサイズを使用して下さい。両方ある場合はMサイズを使用して下さい。
- バターの種類は、、無塩バターの方がより適していますが、通常使っているバター(塩分1〜2%)でも大丈夫です。
- 泡立てには、下の写真のメランジュールロボというスタンドミキサーを利用しています。
スタンドミキサー・メランジュールロボ(楽天市場)
スタンドミキサー・キッチンエイド(楽天市場)
スタンドミキサー・メランジュールロボ(ヤフーショッピング)
スタンドミキサー・キッチンエイド(ヤフーショッピング)
私が貝印のmany many makeシリーズのメランジュールロボを選んだのは、値段がキッチンエイドのミキサーよりも安かったことと、本体の重さが約6.6kgと持ち運べる範囲の重さだったことです。セットするだけで全卵の泡立て(共だて)がしっかりとできるので、すごく楽になりました。 - 写真のケーキクーラーも貝印のmany many makeシリーズです。足が6ヶ所にあるので、安定しています。
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