★食パンの焼き型1斤用の、しっとりとした山形食パンのレシピです。焼き型のサイズは(約)W97×D198×H96で容量は(約)1.7リットルです。
★山形食パンの材料とオーブンの温度(1斤分)
焼き型 | 食パン焼き型1斤用 | W97×D198×H96 容 量1.7リットル |
材料A | 強力粉 | 300g(3カップ弱) |
砂糖(上白糖) | 20g(大さじ2強) | |
塩 | 5g(小さじ1) | |
スキムミルク | 6g(大さじ1) | |
マーガリン | 20g(大さじ1&2/3) | |
材料B | ドライイースト | 3g(小さじ1) |
ぬるま湯(37℃) | 200cc(1カップ) | |
オーブンの温度 | 180℃ (基本の焼き色) |
約30分 |
150℃ |
約30分 |
★このページの写真は、電子レンジオーブンを150℃に余熱しておき、回転している丸網の上に乗せて150℃で30分焼き上げた時のものです。
★山形食パンの作り方
- ボールに材料Aを入れておきます。(強力粉や砂糖をふるって入れるとよりよく仕上がります。)
* スタンドミキサーで捏ねる場合は専用のボールに入れます。 - 小さめのボールに材料Bを合わせて、箸で混ぜ、材料Aのボールに注ぎ入れ、箸で粉っぽさがなくなるように混ぜ合わせて、生地を作ります。
- 生地を捏ねます。
【手でこねる場合】は、生地をひとかたまりになるまでボールの中で混ぜてから、打ち粉(分量外)をした台に移します。生地を強く台にたたきつけては、手前から畳み込むように 捏ねる(こねる)ことを続けます。(柔らかすぎて、どうしても生地がまとまらない場合のみ、途中で強力粉を大さじ1〜2くらい加えて下さい)
【スタンドミキサーでこねる場合】低速から中速まで、段階的に速くして捏ねます。15分以内には捏ね上がります。【スタンドミキサー(メランジュール・ロボ)【注2】でこねる場合】は、上記の方法でも大丈夫ですが、中速(12段階のうちの6速)の音が大きく、中速では本体の位置も安定せずに動きます。私は、最初は2速〜4速で10分捏ねてから、15分くらい生地と機械を休ませています。その後4速で、生地を持ち上げた時にボールにつかずにまとまって持ち上がるくらいまで捏ねています。下の写真左が今回の生地作りのこね始めで、右がこね終わりです。本体は安定した所か床に置いて下さい。
⇒⇒ - 表面がしっとりとしてなめらかになり、生地の一部を広げた時に指が透けて見えるくらいに伸びたら、こね上がりです。 生地をボールに入れラップをして、オーブンの発酵を利用して30分〜45分くらい一次発酵させます。2倍〜2.5倍くらいに膨らんだら、人差し指に強力粉をつけて、中央に軽く差し込みます。そのまま指の穴が残れば、一時発酵は完了です。
⇒⇒ - 生地を軽く押してガスを抜きます。その後スケッパーで2等分します。秤を使って正確に2等分します。
- かたく絞ったふきんをかけて約15分、ベンチタイムをとります。
- 必要な場合は打ち粉をして、麺棒で縦長の楕円形に伸ばし、左右から折込み、手前から巻きます。マーガリンをうすく塗った
パン型に巻き終わりを下にして入れます。端を長い辺の一片方に寄せるように入れると良くふくらみます。
⇒⇒
- パン型に入れたまま、オーブン の発酵で約1時間〜1時間半くらい2次発酵させます。途中1〜2度、表面がかわいてきたら霧吹きで水をかけます。型よりも上に膨らむまで発酵させます。
- オーブンに入れて180℃で約30分焼きます。
オーブンの温度は180℃が基本ですが、オーブンの取り扱い説明書を参考に、温度と時間を設定して下さい。180度の場合は、パンのトップの色がちょうどよくなった時点で、それ以上色がつかないようにアルミホイルでカバーして下さい。焼き色を薄くしたい場合は170℃〜150℃くらいまでで試して下さい。
★このページの写真は、150℃のオーブンで30分焼き上げた時のものです。 - 型から取り出して、ケーキクーラー等の上でさまします。
- 山形食パンをスライスする場合は、冷めてからの方が綺麗に切れます。下の写真の食パンカットガイド【注1】があると綺麗にカットできます。すぐに食べない場合はポリ袋等に入れておきます。冷凍保存もできます。
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- トーストして、マーガリンをつけると美味しいです。手作りのマーマレードもお勧めです。下の写真は甘夏のマーマレード#5をのせたものです。
- 【注1】食パンカットガイドは、楽天市場で購入しました。折りたたむとコンパクトになります。写真の品はSサイズで、高さ15cm、横12cmまでの食パンが切れます。※5枚切(25mm)、6枚切(20mm)、8枚切(15mm)、12枚切(10mm)にカットできます。MKの一斤用ホームベーカリーで焼いたパンの場合は縦に高い山型ですが、このSサイズでは縦には切れません。私は横長にして、この食パンカットガイドで切っています。この食パンガットガイドは、写真のウェンガーパン切りナイフ22cm(全長約330mm・刃渡り約210mm)でちょうど綺麗に切れるサイズです。
食パンガットガイド(楽天市場)
ウェンガー パン ナイフ(楽天市場) - スポンジケーキのスライスには長めのケーキ用のナイフが便利です。下の写真で柄が黄色いのはウェンガーのスライサー30cmです。、「スライサー 補助具」(高さを均等に切るのに便利です)をつけた状態の写真です。
柄が茶色いのは写真上と同じウェンガーのパン切りナイフ22cmです。使いやすい大きさです。
- ウェンガー 30cm (楽天市場)
- スライサー 補助具 (楽天市場)
- ウェンガー 22cm(楽天市場)
- 【注2】メランジュールロボ・・パンを捏ねるのには、今回は、下の写真のメランジュールロボというスタンドミキサーを利用しています。(メランジュールロボは卵の泡立てには、とてもよいと思いますが、パンを捏ねるのには、安定感がもうひとつなので、ホームペーカリーの方が向いていると思います。パンも捏ねることができる。という感じです。)
スタンドミキサー・メランジュールロボ(楽天市場)
スタンドミキサー・キッチンエイド(楽天市場)
スタンドミキサー・メランジュールロボ(ヤフーショッピング)
スタンドミキサー・キッチンエイド(ヤフーショッピング)
私が貝印のmany many makeシリーズのメランジュールロボを選んだのは、値段がキッチンエイドのミキサーよりも安かったことと、本体の重さが約6.6kgと持ち運べる範囲の重さだったことです特に基本のスポンジケーキ(⇒作り方へ)を作るときに便利さを実感します。セットするだけで全卵の泡立て(共だて)がしっかりとできるので、すごく楽になりました。 - 甘夏のマーマレードの作り方(⇒特集へ)
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